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〓スタンディングプレスとサイドレイズの関係
2022-09-02
肩の種目にサイドレイズがあります。
 
この種目は肩(三角筋)の横を鍛える種目です。
 
肩幅を広くしたいということで、サイドレイズを肩のトレーニングの最初に持ってくることが考えられます。
 
しかし、肩全体の筋肉量が少ない人の場合は、まずはスタンディングプレスという基本種目を行うことをお勧めします。
 
そうすることで、サイドレイズの効果を引き出すことができます。
 
肩全体の筋肉量が少ないと、サイドレイズで用いる重量が軽くなってしまい、
 
その分肩の横にかかる刺激が少なくなります。
 
まずは、基本種目のスタンディングプレスを行い、肩全体の筋肉量を増やすことが先決です。
 
また、種目の順番としては最初にスタンディングプレスを行います。
 
スタンディングプレスには、バックプレスやフロントプレス、スタンディングダンベルプレスなどがあります。
 
私のお勧めはバックプレスです。
 
そうして、スタンディングプレスが終わり、肩全体がパンプアップ(膨らんだ状態)してから、
 
サイドレイズを行うことで、肩の効き方の感覚を高めることができます。
 
基本種目としてのスタンディングプレスの重要性が解ります。
 
写真: バックプレスとサイドレイズ(モデル:マルヤジム宝町店の宇野店長)
 
<おススメ文献>
『筋力強化の教科書』2020.7.17初版、2020.8.16
(東京大学出版会)
石井直方・柏口新二・髙西文利著
 
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高西が直接パーソナル指導・研修会・講習会等を承ります。
 
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髙西文利
・マルヤジム・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導者(2010年~)
・長崎県スポーツ協会スポーツ医科学委員
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