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〓筋肉の細胞（筋線維）について
2022-12-15
私たち誰もが持っている筋肉は細長い細胞が集まってできています。
普通の細胞の直径は20～30マイクロメートルあり、その中に核が一つあります。
1マイクロメートルは0.001ミリメートルです。
筋線維は直径が100マイクロメートルあり、長さは10㎝ほどになるものもあります。
その中に500～700個の核がある多核細胞です。
筋トレをすると筋線維の中に、「筋サテライト細胞」が入っていって核を増やします。
核はそれぞれに縄張りを持っていて、核が増えることで縄張りを守り、筋肉が太くなるようです。
筋線維中の核が一度増えると10年ほどそのまま残っていて、
その間トレーニングを休んで筋肉が細くなっても、
例えば3か月全くトレーニングをしなくても、再開して1か月ほどで直ぐに元に戻ります。
これを「マッスルメモリー（筋肉の記録）」といいます。
筋肉が太く・大きくなるということは、筋線維中に核を増やすことだともいえます。
核を増やすことで、筋肉の持つ役割である、
①体を動かす
②体を守る
③熱を出す
④血の巡りを助ける
これらを同時に、しかも強力に引き上げることができます。
高齢になっても、
いつまでも若さを保ち、
関節や内臓を守ってくれて、
疲労回復・病後の体力回復促進など、
いくつもの恩恵をいっぱい受け取ることができます。
筋肉はいくつになっても大きくすることができます。
今はそのような時代になってきました。
写真：マルヤジム柿山スタッフのプッシュアップ
＜おススメ文献＞
『筋力強化の教科書』2020.7.17初版、2020.8.1第6刷
（東京大学出版会）
石井直方・柏口新二・髙西文利著
☆TATLAB（タトラボ；高西トレーニングラボ）では、
高西が直接パーソナル指導・研修会・講習会等を承ります。
#マルヤジム（葉山店・宝町店・中央橋店）
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髙西文利
・マルヤジム・タトラボ代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導者（2010年～）
・長崎県スポーツ協会スポーツ医科学委員
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＜マルヤジム理念＞
（た）楽しい・正しい筋トレは体づくり
（か）体づくりは人間づくり
（に）人間づくりは幸せづくり
（し）幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり（筋トレ）から