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〓改善を続ける
2022-12-29
私が指導している野球選手の中に、
左ピッチャーで右脚の大臀筋が左に比べて明らかに大きな人がいます。
スクワットを行っても、後ろから見ると骨盤の動きにも左右差があります。
その改善のために自分自身で、
フロントランジ(プリットスクワット)やブルガリアンスクワットを行ってきましたが、
なかなか改善されることがありませんでした。
むしろ差が開いて、腰の違和感も増してきました。
それを、生理学・解剖学・力学に基づいて説明しながら、
実践指導で、
バーベルを担いで行う最も基本的なパラレルスクワットを行ってもらってから、
改善が見られるようになってきました。
それに伴い腰の状態も良くなっています。
これはバイラテラル(両側性)とユニラテラル(一側性)の性質によるものです。
左右差がある場合には、
弱い方をユニラテラルトレーニングで強化するという考えは理解できます。
しかし、科学が出した答えは逆です。
正しい知識の重要性を感じます。
この選手の場合は、バーの傾きもあり、指摘すると直ぐに改善ができました。
そして、少し反り腰ぎみになっていましたので、腹筋に力を入れて行うアドバイスをしました。
このように、改善を続けることで、確実に効果を上げ続けることができます。
スクワットのような筋トレの種目は基本を身につけることがゴールではなく、
自分の体に合ったフォームを身につけるための、改善を続けるためのスタートです。
改善を続けるプロセスには、面白くて興味深いことがいっぱい詰まっています。
写真: フルスクワット(モデル:マルヤジム宝町店宇野店長)
<おススメ文献>
『筋力強化の教科書』2020.7.17初版、2020.8.1第6刷
(東京大学出版会)
石井直方・柏口新二・髙西文利著
☆TATLAB(タトラボ;高西トレーニングラボ)では、
高西が直接パーソナル指導・研修会・講習会等を承ります。
#マルヤジム(葉山店・宝町店・中央橋店)
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髙西文利
・マルヤジム・タトラボ代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導者(2010年~)
・長崎県スポーツ協会スポーツ医科学委員
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタグラム
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<マルヤジム理念>
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から