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〓アスリートのシーズン中の筋トレについて
2023-02-23
スポーツ選手はオフシーズンに筋肉量を増やし筋力アップした体を、
 
シーズンではできるだけ俊敏にしなやかに動けるようにします。
 
筋トレは年間を通して行うことは、トレーニングの原理原則という基本からも導き出されます。
 
ここでは、「どのように行うのか」という課題が出てきます。
 
おかれている環境や状況にもより、いくつかの選択肢があります。
 
「パワー=力×スピード」という公式より、
筋力アップを行うために4回ほどをやっとできる高重量トレーニングを行う、
という方法があります。
 
これはスポーツでの実動作が、基本的にパワーによって成り立っているからです。
 
短所としては精神的にキツイことと安全面での心配があります。
 
別の方法として、
「バリスティックトレーニング」というのがあります。
 
こちらは、1回やっとできる重量(1RM)の50%ほどの重量を使って瞬発的に、
 
最大スピードを出して行うトレーニングです。
 
この方法で、
オフシーズンに蓄えた筋力(筋肉)をキレのあるしなやかな動きができるようにします。
 
心配なことは、
501RMという軽い重量を使うため、筋力と共に筋肉量が落ちることです。
 
これをカバーする知識が、
一般法則である10RM法(10回やっとできる重量を10回行うトレーニング)の例外としてあります。
 
スクワットでは、501RMでトレーニングを行うことでピークパワーを高めることができ、
オフシーズンで広げたパワーの領域をさらに高く広げることができます。
 
そのとき、速筋を使っています。
 
私たちの筋肉は速筋と遅筋の2つでできています。
 
筋肉が増えたり減ったりするのは主に速筋です。
 
バリスティックトレーニングでは速筋が使われていますので、
減ってしまうことをカバーできます。
 
ただし、増量することは難しく、維持することに集中します。
 
そのために、オフシーズンはできる限り、筋力と筋肉量を増やすための筋トレを行います。
 
他にも方法がありますが、ある程度の筋肉量がある選手には、
 
私は基本的にシーズン中の筋トレはバリスティックで行うように指導しています。
 
写真:マルヤジムのスポーツ選手のためのイベントより
 
<おススメ文献>
『筋力強化の教科書』2020.7.17初版、2020.8.16
(東京大学出版会)
石井直方・柏口新二・髙西文利著
 
TATLAB(タトラボ;高西トレーニングラボ)では、
高西が直接パーソナル指導・研修会・講習会等を承ります。
 
#マルヤジム(葉山店・宝町店・中央橋店)
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髙西文利
・マルヤジム・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導者(2010年~)
・長崎県スポーツ協会スポーツ医科学委員
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<マルヤジム理念>
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から