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〓筋トレ構えで力を抜くコツ
2024-11-13
今、ソフトバンクホークスの秋季キャンプに参加し、筋トレの指導を行っています。選手の皆さんはとても綺麗なフォームでトレーニングを行っています。
野球において、キレのあるしなやかな動きを生み出すためには「必要な力を、必要な時に、必要なだけ出す」ことは非常に重要です。筋トレにおいても、同様です。
スクワットを行う際、構えた時に力が入っていると、下ろしながら力を抜くことになります。これにより、しゃがみ込んだ時には一番力が抜けている状態です。そこから立ち上がろうとすると、再び力を入れ直す必要があり、力みが出て立ち上がりのスピードが落ちてしまいます。
構えの時には関節を伸ばし、力を抜いて骨で支えるような感じにします。それから関節を曲げていくことで自然に力が入り、しゃがんだ時には最大限の力がこもり、最大のスピードで立ち上がることが可能です。
アスリートの筋トレでは、スポーツ動作とつなげるために、「構えの時に力を抜く」というコツを覚えるようにします。これは、弓矢の弦を弾くイメージに似ています。
<写真>スクワットの構えからスタートする瞬間(モデル:マルヤジム宝町宇野店長)
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会・出張指導等」を承ります。
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタグラム
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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ(高西トレーニング研究室)代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17)
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25)
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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