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〓しゃがむことの重要性
2024-11-29
最近、高齢者の指導を行う機会が増えています。筋トレの普及が高齢者にも進んでいて、嬉しい限りです。その指導の中で、しゃがむことの重要性をお話しするようになってきました。
現在の社会環境では、しゃがむことが極端に少なくなっています。椅子やベッド、さらには洋式トイレの普及により、しゃがむ機会が減っています。その結果、長年の間に骨盤周りの筋肉が硬くなります。
しゃがんで下半身の柔軟性を高めることで、下記のような効果があります。
・腰痛・関節痛の予防
・姿勢が良くなる
・免疫力の向上
・便秘改善
・基礎代謝の向上
・冷え性やむくみの解消
しゃがめない状態で運動を続けると、余分な負担が筋肉・腱・靭帯・骨にかかり、障害の原因になります。障害予防のためにも、ストレッチを行う習慣をつけることをお勧めします。
骨盤周りのストレッチの際は、腰椎と骨盤、骨盤と股関節の2つに分けて、20~30秒行います。腰椎と骨盤のストレッチでは、両足を付けてしゃがんだ状態で膝を閉じ、腰を丸めたり伸ばしたりして、柔軟性を高めます。骨盤と股関節のストレッチでは、膝を開いたり閉じたりして股関節を動かし、柔らかくします。
意識してしゃがみ込んでから立ち上がると、フルスクワットが1回できます。さらに、ストレッチを習慣づけると、筋力維持や強化につながります。
<写真>筋肉体操でのしゃがみ
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会・出張指導等」を承ります。
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタグラム
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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ(高西トレーニング研究室)代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17)
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25)
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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