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〓アスリートの試合当日の食事の摂り方
2025-04-15
試合当日の食事の役割は、しっかりと筋肉と肝臓にエネルギー源としてグリコーゲンを蓄え、体調を整えることです。
 
アスリートの試合当日の食事の摂り方には、5つの基本があります。
34時間前にしっかりと摂る
体の代謝は食物を摂って3時間は合成にする方向に働き、その後絶食を続けると分解する方向に傾きます。体内に蓄えられたグリコーゲンや脂肪、タンパク質は運動により分解されます。食事を試合の3時間前までには余裕を持って終えておくことが、最も大事なポイントです。
②消化吸収がよく、普段食べ慣れた食事を摂る
③腸内ガスを発生しやすい野菜、豆類、牛乳などは控える
 
試合のレベルが上がるほどに、更に効果を上げるために、以下の2つも行うようにします。
④試合の301時間前にビタミンCやビタミンB群を摂る
試合時の体の消耗や疲労回復に効果的があります。
⑤試合の301時間前に緑茶や紅茶、コーヒーを砂糖なしで飲む
上記のカフェインが含まれる飲物は、神経系の活性化作用があります。カフェイン摂取後に運動すると、脂肪酸のエネルギー代謝が高まります。そのため、筋グリコーゲンが節約され、スタミナが持続します。
注意点として、カフェインは糖分を加えて飲むと効果が出なくなります。また、毎日継続的に摂取すると自立神経の反応が鈍くなって、効果が出にくくなります。
 
<参考文献>
『戦う身体をつくるアスリートの食事と栄養』(ナツメ社)辰田和佳子・長坂聡子著、田口素子編著
『勝利への新スポーツ栄養学』(チクマ秀版社)鈴木正成著
 

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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ(高西トレーニング研究室)代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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