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〓筋トレ時の呼吸について
2025-04-29
筋トレ時の呼吸法には、「正しいフォームを作る呼吸」と「力発揮が上手く行える呼吸」の2つがあります。
ベンチプレスやスクワットの呼吸では、下す時に吸い、上げる時に吐くことによって、これらを同時に行うことができます。筋トレをスタートし、軽い重量で正しいフォームを作る段階でも、経験を積んで高重量に挑戦する時でも同じです。
一方、広背筋の種目である懸垂やラットマシンプルダウン、ベントオーバーロウ、シーテッドロウなどの呼吸は異なります。最初は広背筋をより収縮する正しいフォームを覚えるために、吸いながら引きます。吐きながら引くと、背中が丸まり広背筋を上手く収縮できなくなります。
従って、上記の背中の種目では吸いながら引くことで、まずは正しいフォームを身に付けます。その後、経験を積み高重量に挑戦する場合には、力発揮を上手く行うために、吐きながら引くようにします。但し、腰痛予防のために、くれぐれも猫背にならないよう注意して行う必要があります。
より筋肥大の効果を引き出すためには、筋トレ時の動きの速さに加えて、呼吸も意識して行うことが肝要です。
＜写真＞バーベルベントオーバーロウの基本フォーム（マルヤジム宝町店宇野店長）
https://www.maruyagym.com/sp/ 『マルヤジム』ウエブサイト
https://tatlab-fitness.com/ 『タトラボ』ウエブサイト
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会・出張指導等」を承ります。
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＜髙西文利＞
・マルヤジム（中央橋 宝町 葉山）・タトラボ（高西トレーニング研究室）代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導（2010.11～）
・『筋力強化の教科書』（東京大学出版会）石井直方・柏口新二・髙西文利著（2020.7.17）
・『筋力強化の基本書』（東京大学出版会）石井直方・柏口新二・髙西文利著（2023.8.25）
（た）楽しい・正しい筋トレは体づくり
（か）体づくりは人間づくり
（に）人間づくりは幸せづくり
（し）幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり（筋トレ）から
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