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〓長崎商業高校での「筋力トレーニング」講義
2026-01-25
114日(水)、長崎商業高校スポーツビジネス科の1年生40名を対象に、筋力トレーニングの講義を行いました。受講した生徒たちは、日々さまざまな種目で汗を流す現役のアスリートです。
 
<筋肉の4つの役割と「筋肉量」の重要性>
まず、アスリートが筋トレを行う意義を、生理学的な視点である「筋肉の4つの役割」から紐解きました。 筋肉の機能を最大限に引き出す本質は、何よりも「筋肉量を増やすこと」にあります。筋力の向上も重要な要素ですが、それは筋肉量を増やした結果として付随してくるものです。
 
例えば、ベンチプレスやスクワットの挙上重量を伸ばすことは、筋肉量を増やすための手段として不可欠です。しかし、ここで重要なのは「記録の向上に伴って、実際に筋肉量が増えているか」を確認することです。もし記録だけが伸びて筋肉量が変わっていなければ、筋肉の持つ本来の恩恵(生理学的メリット)を十分に受けることができません。
 
筋肉を車に例えるなら、身体を動かす原動機としての「エンジン」です。 筋トレの目的は、このエンジンの基本性能を底上げすることにあります。エンジンの性能とはすなわち「馬力」であり、力学では動きの大きさを表す「パワー」を指します。 最大出力を高め、その衝撃に耐えうる身体を作るためには、ベースとなる筋肉量の確保が大前提となるのです。
 
<実践に向けた技術解説>
講義の後半では、具体的なトレーニングの実践に向けた解説を行いました。
 
動画視聴: フルスクワットの動画を通じ、「高重量への挑戦」と、瞬発力を高める「バリスティックトレーニング(爆発的力発揮)」の違いを視覚的に理解してもらいました。
 
解剖学と力学: 全身6部位(脚・胸・背・肩・腕・腹)の構造をはじめ、重力の受け方、テコの原理を活用した正しいフォーム、呼吸法、動作速度の調整について解説しました。
 
実際に生徒たちに前へ出てもらい、一人ひとりのフォームチェックを行うことで、理論を身体感覚へと落とし込む時間となりました。
 
次回は、いよいよ実技です。「競技力の向上」と「生涯を通じた健康づくり」の両面を見据えた、トレーニングの実践法を伝えていきます。
 
<写真>長崎商業高校の筋トレ授業
 
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<髙西文利>
マルヤジム・タトラボ代表 
『筋力強化の教科書』・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著
(た)楽しい・正しい筋肉づくりは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくりから
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