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〓スポーツ選手の筋トレ基本戦略
2021-05-02
アスリートの中には細身で、筋肉量を増やすことが必要な人がいます。
 
そのような人が別の目的で筋トレを行っている場面に出合うケースが多くなっています。
 
今の世の中は情報が溢れ過ぎて、筋トレの専門家である人でさえ振り回されてしまいそうです。
 
筋トレの基本的な取り組みとしてはまず、
「筋肉のエンジンとしての基本性能を引き上げる」ということがあります。
 
その理由を具体的に説明すると、
例えば100馬力のエンジンを200馬力にしてから、150馬力で試合に臨むことです。
 
200馬力の性能を持っている人は150馬力を出してもまだ50馬力の余裕があります。
 
そのことが傷害(ケガや故障)の予防となるばかりでなく、体を調整する能力もアップし、
試合で追い込まれた時にもう一つ上のレベルで戦うことができます。
 
それはつまり、勝つ確立を高めることです。
 
それが筋トレを開始して、まだ100馬力を少し超えたくらいの段階で、
 
「内転筋の運動」として走幅の広いスクワットを行い、
「筋力アップ」としてしゃがみが浅いクォーターやハーフでのスクワットを行っている人を見かけることがあります。
 
これらは正しい理論に基づいていますが、競技力向上や傷害予防につながる、
土台としての筋肉量が明らかに不足しています。
 
筋トレの指導者としてはこのようなことが起きないように、
先回りをして「筋肉量を増やす」という、筋トレの基本戦略の意味を伝えるようにします。
 
また、突然にフォームが変わったときには、その意味を確認することが重要に思います。
 
筋トレを行っている現場では、止まることなく常に情報が流れ続けています。
 
筋トレの基本戦略は不変です。
この不変の戦略をどのような場面で、どのように伝えるかは変わってきます。
 
アスリートが筋トレの基本戦略から突然外れるような場面は、
それをいつまでも忘れないように頭の中に刻む絶好のチャンスかも知れません。
 
写真:タトラボで、長崎西高野球部を指導する私
 
 
☆タトラボ(高西トレーニングラボ)ではパーソナル指導・研修会・講習会等を承ります。
 
※『筋力強化の教科書』
(東京大学出版会)
石井直方・柏口新二・髙西文利著
 
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髙西文利
・マルヤジム・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・トレーニングアドバイザー(2010年より)
・長崎県スポーツ協会スポーツ医科学委員
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