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〓初級者と上級者の筋トレの違い
2024-01-15
筋トレでは、初心者が3~4分割法を取り入れている場合があります。
これは初心者が上級用のプログラムを行っている状態です。
小学生がプロ野球選手のトレーニングを取り入れているような。
上級者用のプログラムは何年も、じっくりと時間をかけて取り入れるものです。
普段運動やスポーツをやったことがないような、
初心者の場合には3ヵ月ほど、基本をみっちりと身に着けることをお勧めします。
マルヤジムには、初心者用の基本プログラムがあります。
この基本プログラムを身に着けた後に、
上半身と下半身を分けたような、2分割法を取り入れます。
週2回のペースで行っている人は、その後も2分割法をずっと行い、
その中で種目を少し変えながら変化を持たせるようにします。
週3回以上できる人には3分割法を進める場合があります。
その基準としては、スクワットやベンチプレスでの重量の伸びがあります。
男性の場合の目安としては、スクワット100㎏/10回くらいできるまでは、
2分割法で十分です。
このようにして基本をしっかりと身に付けた後に、
3分割法を取り入れることで、その後更に筋肉を大きく、太く、強くすることができます。
まだ筋肉量が少なく、筋力が弱いうちに3分割以上にすれば、
筋肉に対する刺激が小さいままで、
いつまでたっても体を変えることができない、
いわゆる「器用貧乏な筋トレ」になってしまいます。
これでは、種目を覚えるおもしろさが、
いつの間にか続けることの虚しさに代わってしまいます。
筋トレでは、初心者も上級者もスクワットを行います。
初心者には自重や20㎏/10回をやっと行う人もいます。
一方、
上級者の場合には200㎏/10回、それ以上を行う人もいます。
そのような人は、スクワットという基本種目を行いながら、
自分の体に合うように応用しながら改善改良し、
辛抱強く、
興味を持って、おもしろく、楽しみに続けた人です。
筋トレの指導者の最も重要な役割は、そのお手伝いをすることにつきます。
いろいろな種目を指導するのはそのあとです。
そのためには、
指導者自身が、自らスクワットを行い続け、
体を使って心から喜びが湧き出て、
楽しさが溢れるいろいろな経験を積み上げる必要があります。
写真:マルヤジム葉山店での指導(スクワットの興味を引き出すために)
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタグラム
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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17)
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25)
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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