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〓筋トレを行う理由とやる気
2021-12-24
筋トレに夢中になって、
やる気に満ち溢れたスポーツ選手を含めた一般成人には、
フォームについての話しがメインです。
昨日（12/20）、そのようなスポーツ選手から
「高西先生、筋肥大のコツをつかみました！」というお話しがありました。
そこで、「筋肉を大きくするしくみには、2つあります」と話しました。
「一つは重たいものを持って、重量に挑戦する方法です。あともう一つは何だと思いますか？」
「この2つが一緒になると、最も効果的な筋トレができます」
このような生理学に基づいた理論の話しを行うことで、
更に筋トレの効果を、効率的に積み重ねていくことができます。
福岡ソフトバンクホークスの選手の中に、今急激に体が変わっている人が数名います。
中には今年9月にフルスクワット100㎏／10回、行っていた人が、
今、体重が10㎏ほど増え、140㎏／10回できるようになってきました。
このような劇的な変化こそが、筋トレの実践をどのように行うのかという方法に加えて、
・そもそもなぜ筋トレを行うのか？
・筋肉が大きくなるということはどういうことか？
・筋肉が大きくなる体の仕組みはどうなっているのか？
といったような意味を、
生理学に基づいた理論によって、しっかりと理解した結果だと思います。
現在、筋肉の研究をしている生理学者の間では、
細胞の遺伝子DNAのたんぱく質に関わるｍRNA（メッセンジャーRNA）の「翻訳過程」の研究がメインになっているようです。
そこでは、「たんぱく質合成工場」である“リボソーム”の話しが出てきます。
また、ｍTOR（マンマリアン・ターゲット・オフ・ラパマイシン）シグナル伝達系の話しも出てきます。
ｍTORシグナル伝達系はリボソームのスイッチを入れて、タンパク質合成を活発にします。
どんなトレーニングを行うと、ここの翻訳過程を活発にできるかが解明されてきています。
つまり、効率的に筋肉増強ができる、より良い方法が解ってきています。
その中に、高齢者や低体力者でも安心して、安全に、しかも筋肉を増やせる、
スロートレーニング（スロトレ：筋発揮張力維持スロー法）もあります。
＜参考文献＞
『“筋力アップ”で健康』（NHK出版）東京大学名誉教授 石井直方総監修
『いのちのスクワット』（マキノ出版）東京大学名誉教授 石井直方著
写真： フィットネスプロダクト代表の大久保進哉先生のセミナーでの髙西の講習会（イン福岡2021.10.24）
＜マルヤジム理念＞
（た）楽しい・正しい筋トレは体づくり
（か）体づくりは人間づくり
（に）人間づくりは幸せづくり
（し）幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり（筋トレ）から
☆タトラボ（高西トレーニングラボ）ではパーソナル指導・研修会・講習会等を承ります。
※『筋力強化の教科書』
（東京大学出版会）
石井直方・柏口新二・髙西文利著
#福岡ソフトバンクホークス
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#筋トレ大好き
#長崎
http://www.mlritz.com/link/113/1/228/2/ 『筋トレの基本』DVD
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髙西文利
・マルヤジム・タトラボ代表
・福岡ソフトバンクホークス・トレーニングアドバイザー（2010年より）
・長崎県スポーツ協会スポーツ医科学委員
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタグラム
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