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〓するどい質問
2022-04-22
先日、福岡ソフトバンクホークスの筋トレ指導中に、外国人選手から私にするどい質問がありました。
 
私がボディビルダーとしての現役時代の写真を見て、
そして今年で67歳になるということを知って、
 
「どのようにすれば、あなたのように筋肉量を増やすことができるのか?」
 
この裏には、筋肉増強剤などの薬物を使うことなく筋肉量を増やしたという共通理解があります。
 
だからこそ、私に興味を持ってそのような質問をされました。
 
私は今まで、面と向かってそのような質問を受けたことがなかったので、
チョッと考えてから頭に浮かんでしたことを2つお話ししました。
 
一つ目は、「栄養学の基本を徹底して実践した」ことでした。
 
これをお話しすると、「それはどういうことか?」ということになって、
 
私は「タンパク質・炭水化物・脂質をバランス良くとる、それにビタミン・ミネラル、加えて水分補給をこまめに行う」ということをお伝えしました。
 
これは栄養学の基本としては当たり前のことです。
 
ただ、栄養学の本を読みあさり、専門の先生にチェックしていただき、
毎食自分の体に合うように、考えながら行うとなると、話しが深まってきます。
 
そして、炭水化物のとり方、筋肉中のグリコーゲンが多量の水を貯えること、
そこでの細胞内小器官(ミトコンドリア・小胞体・リボゾームなど)の働きが活発になることなどについて説明しました。
 
2つ目は、「筋トレを行う基盤として生理学があること」です。
 
筋トレは筋肉を使って行われます。
 
その筋肉には生理学の研究で分かった大切な役割があります。
 
また、筋トレでは筋肉が大きくなる刺激を与えることができます。
 
それは最新の研究で、現在5つあることが解っています。
①メカニカルストレス
②代謝環境
③酸素環境
④ホルモン・成長因子
⑤筋線維の損傷・再生
 
これらの5つは、東京大学名誉教授の石井直方先生の講義や書籍から学んだことです。
 
石井先生は誰もが知る著名な生理学者であり、日本・世界のトップレベルで活躍されたボディビルダーです。
 
振り返るとこれらの2つが、私の筋トレを支えてきたことを改めて気づきました。
 
気づきをいただいたホークスの外国人選手には心から感謝しています。
 
写真:40歳のときの私
 
<参考文献>
『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著
 
 
☆タトラボ(高西トレーニングラボ)ではパーソナル指導・研修会・講習会等を承ります。
 
<マルヤジム理念>
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
 
※『筋力強化の教科書』
(東京大学出版会)
石井直方・柏口新二・髙西文利著
 
 
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髙西文利
・マルヤジム・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・トレーニングアドバイザー(2010年より)
・長崎県スポーツ協会スポーツ医科学委員
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