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〓基本フォームの使い方
2023-09-30
基本フォームには2つの使い方があります。
1つは、基本フォームに合わせて自分のフォームを作ります。
この場合には、ある程度の柔軟性が必要です。
基本フォームがスムーズに行える体の柔軟性です。
若い人はこちらの方がやりやすいと思います。
また若者は柔軟性が不足していても、ストレッチを行って体を柔らかくしながら行うことができるケースが多いです。
もう1つは、自分の体に合わせて基本フォームを応用します。
柔軟性が不足し、または何らかの事情で基本フォームができない場合には、
応用したフォームに変えます。
股関節周りの筋肉が硬くて、背中を少し丸めるような体幹を使ったスクワットをする場合、
膝に負担をかけない股関節スクワットにする場合、
腰に負担をかけない膝関節スクワットにする場合、
膝と腰が痛くてワイドスクワットにする場合などなど、
基本を応用したスクワットもいろいろあります。
体が硬い高齢者の場合にはストレッチを行い、柔らかくして基本フォームを行う方法もありますが、
なかなか難しく、柔軟性を獲得するまでかなりの時間(年月)を要します。
そのような場合には、
まず基本フォームを自分の体に合わせて変え、応用することをお勧めします。
若い人は概ね「体を基本フォームに合わせる」
高齢者の場合には「基本フォームを体の状態に合わせて応用する」
このような取り組みが良いかと思います。
写真: ヒンズースクワットの基本(モデル:マルヤジム宝町店宇野店長)
http://www.mlritz.com/link/113/1/228/2/ 『筋トレの基本』高西文利DVD
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタもグラム
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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17)
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25)
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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