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〓瞬発力を引き上げる筋トレの行い方
2023-12-05
瞬発力を必要とするスポーツ選手は、筋トレでも瞬発的な力発揮を行うことが有効です。
スクワットでの素早い立ち上がりがそうです。
そのためには、素早い立ち上がり方ができるフォームを覚える必要があります。
安全面を重視して、
最初はスロートレーニング(スロトレ)で、そのフォームを覚え、
徐々に立ちあがりのスピードを上げていきます。
それから、下すときのスピードも少しずつ速くしながら、
より素早く立ち上がれるようにしたトレーニングを行います。
現在、高校3年生の野球部員たちが、熱心にマルヤジムへ通ってくれています。
物凄い勢いで記録が伸び、フルスクワット130㎏/10回できるまでになった選手もいます。
今まで、このような重量で行ったことはありませんので、
しばらくはこの重量でやりこんで、
メリハリのある動きができるようにすることをアドバイスしました。
こうすることで、野球の伸びやかな動きにつながってくるはずです。
瞬発的な力発揮が上手くできるようになれば、
スピードを出すための最大パワーを向上させることができます。
このような方法を、バリスティックトレーニングといいます。
シーズン中に行うバリスティックトレーニングは、
1回やっとできる重量(1RM)の50%の重量を使うのが基本です。
シーズン中、好調な状態を続けられるようにするためにも、
瞬発力を引き上げるトレーニングを覚えてもらいたいと思います。
スクワットでは、「2秒で下して、1秒で立ち上がる」というのが基本です。
写真:部活動生のスクワットの指導(マルヤジム宝町店3Fタトラボにて)
http://www.mlritz.com/link/113/1/228/2/ 『筋トレの基本』高西文利DVD
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタグラム
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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17)
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25)
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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