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〓構造的な仕組み(解剖学)を考えた筋トレ:アームカールの場合
2024-02-16
①腕の上腕二頭筋は、肩と肘の2つをまたいだ2関節筋です。
 
②肘は蝶番関節になっていて、扉が一方向に開くような動きをします。
 
このような構造的な仕組みから、
バーベルやダンベルを用いてカールを行う場合には、
 
肩関節を前に少し回しながら、肘関節をまげて行きます。
 
肩関節を固定して、肘関節だけを曲げると、
 
主に上腕筋という1関節筋を使い、
重たい重量を使うほどに、肘関節の負担が増してきて、
 
障害になる場合がありますので、注意が必要です。
 
まずは肩関節を回してから、次に肘関節を曲げるようにします。
 
そうすることで、肩関節と肘関節の双方に刺激が分散し、
より安全に上腕二頭筋に効かせることができます。
 
また、肘関節は蝶番のようになっていて、ねじれが出ないように動かします。
 
アームカールでは、一番上までカールしたとき、
 
肘の位置は、
こぶし(バーベルのグリップ)と肩(三角筋)を水平に結んだ線の真下にくるようにします。
 
真横から見て、
肘がこぶしの真下から前に出るまで出てくると、
 
上腕二頭筋の刺激が他の筋肉群に抜けてしまいますので、注意が必要です。
 
安心して、
安全に効果を上げることができますように!
 
写真: バーベルカールの基本(モデル:マルヤジム宝町店宇野店長)
 
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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ(高西トレーニング研究室)代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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