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〓筋力と筋肉量の矛盾を解決するフォーム
2024-04-06
パワーリフティングでは、
ベンチプレスやスクワット、それにデッドリフトの、
より高重量を上げるためのフォーム作りは、以下の3つのポイントがあります。
①バーベルの移動距離をできる限り短くする
②体全体の筋肉を使う
③関節の動きをできるだけ小さくする
これらの技術を使って、、
より高重量を上げることによって、筋力が強いと判断されます。
一方、ボディビルでは、
これらを真逆で行うことが筋肉量を増やすためのポイントとなります。
それでは、
「筋力も筋肉量も欲しい人は、どのようなフォームで行えばよいか?」
ということを考え続けていると、
「筋力」と「筋肉量」の究極の矛盾に出会います。
これを解決する方法としては、
パワーリフティング側から見ると、
まずは高重量に対応するフォームを身に着け、
補助種目の中に、筋肉量を増やすためのフォームを取り入れる方法があります。
今度は、ボディビル側から見ると、
まずは筋肉量が増えるフォームを身に着け、
上述の①~③を応用しながらも、筋肉量を増やすための手段として、
パワーリフティングのフォームを使います。
マルヤジムでは、
①「健康づくり」
②「アスリートの競技力向上」
③「子供の発育促進」
④「高齢者の老化予防」
⑤「ひきしめ」
これらの目的をかなえるために、
筋肉の4つの役割
(体を動かす・体を守る・熱を出す・血の巡りを助ける)
をより引き出すためのフォームづくりを行っています。
生理学に基づけば、、
筋肉の4つの役割は「筋肉量で決まり」ます。
筋肉量が増えるほどに、4つを同時に、しかも強力に引き上げることができます。
この基盤の上に、
解剖学や力学の基礎的な知識を用いて、
ボディビルの筋肉づくりの技術に加えて、
パワーリフティングの技術も借りて、
筋トレに興味を持っていただき、
楽しく、正しく行っていただいています。
写真:社会人野球のクラブチーム、 鹿児島ドリームウエーブ様の講習会(2024.3.16)
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会・出張指導等」を承ります。
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタグラム
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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ(高西トレーニング研究室)代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17)
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25)
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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