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〓筋肉を増やすということの意味を考える①
2023-01-03
筋肉を増やすにはたんぱく質の合成を高めることが必要です。
生理学ではこれを「タンパク質代謝系」といいます。
筋トレを行うと、
細胞の機能をコントロールする指令部にあたる核の中のDNA(遺伝子)から、
mRNA(メッセンジャーRNA:設計図)に写し取って、たんぱく質合成が行われます。
たんぱく質の合成は細胞内小器官である小胞体の中のリボソームで行われます。
リボソームは「たんぱく質製造工場」です。
リボソームがしっかりと仕事をするためには、mTOR(エムトール)をリン酸化して、
mTORシグナル伝達系を活性化する必要があります。
適切な負荷をかけた筋トレを行うと、mTORシグナル伝達系を活性化できます。
そこで、
「負荷をどのようにかけて、
どのようなトレーニングを行うと一番筋肉を増やすことができるか」
そのような筋トレを知りたくなります。
細胞の中で、
「リボソームを目一杯働かせて、且つリボソーム自体を大きくできる筋トレ」
を知りたくなります。
現在解っている最も効果的な基本形が10RM法で、
10回やっとできる負荷をかけて追い込むトレーニング法です。
それにプラスして、エキセントリックトレーニングやスロトレがあります。
エキセントリックトレーニングはベンチプレスやスクワットを行う際、
等速でこらえながら下ろす動きを重視する方法です。
但し、
急ブレーキをかけるような下ろし方では、
筋肉(たんぱく質)の分解が進む場合があるようです。
知識を身に付ける大切さを感じます。
写真: 大会でのサイドトライセプスポーズ
<おススメ文献>
『筋力強化の教科書』2020.7.17初版、2020.8.1第6刷
(東京大学出版会)
石井直方・柏口新二・髙西文利著
☆TATLAB(タトラボ;高西トレーニングラボ)では、
高西が直接パーソナル指導・研修会・講習会等を承ります。
#マルヤジム(葉山店・宝町店・中央橋店)
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髙西文利
・マルヤジム・タトラボ代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導者(2010年~)
・長崎県スポーツ協会スポーツ医科学委員
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<マルヤジム理念>
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から