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〓私の価値観
2023-04-30
筋トレでは、筋力に価値観を持つのか、筋肉量に価値観を持つのか、
それとも両方に価値観を持つのかで取り組み方が違ってきます。
 
生理学では筋力は筋肉量で決まります。
 
筋肉量が増えれば、同時に筋力がアップします。
 
これは、目的の筋肉をしっかりと使った結果です。
 
ベンチプレスは胸、スクワットは脚の運動として行います。
 
ところが、パワーリフティングで使用するフォームはできるだけ高重量を上げるために、
全身の筋肉を総動員して行ないます。
当然、ルールの範囲内でバーベルの可動域をできる限り短くし、
各関節の動きを小さくします。
 
一方、
ボディビルの場合には、これらとは全く逆のフォームを使います。
軽い重量でも、目的とする筋肉部位を使えるようにし、
バーベルの可動域をできる限り大きくして、
各関節の動きも大きくします。
 
生理学的に筋肉を調べると、
 
筋肉には、
①体を動かす、
②体を守る、
③熱を出す、
④血の巡りを助ける、
という4つの役割があります。
 
これらは筋肉量で決まります。
 
したがって、これらの筋肉の4つの役割の恩恵を受け続けるのであれば、
 
すなわち、
健康的な生涯を過ごすには「筋肉量を増やす筋トレを行う」という答えが導き出されます。
 
筋力はその後についてくる、ということです。
 
「筋力をアップして、筋肉量を増やす」というのは、筋肉を増やすということが目的で、
その手段として筋力アップのトレーニングを行うことです。
 
これは私の価値観にもなっています。
 
私がパワーリフティングを重視しているのは、筋力を伸ばすというより、更なる筋肉量を増やすヒントを追い求めているためです。
 
ここには、安全管理があります。
 
高重量のトレーニングには危険が伴います。
 
このようなことから、「安全第一・効果第二」という考えが生まれました。
 
最優先事項としての「安全」
最重要課題としての「効果」
 
効果はもちろん「筋肉量に支えられた筋力・筋力に支えられた筋肉量」です。
 
生理理学で証明されているところに落ち着きました。
 
写真:パワーリグティング用パワーラインの器具、
   マルヤジム葉山店にも設置しています。
 

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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
 
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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