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〓筋肉量が増えても競技力が向上しない?
2023-05-02
スポーツの現場では、筋トレを行い確実に筋肉量が増えたにもかかわらず、
 
動きの切れやしなやかさ、力強さが良くならないことがあります。
 
生理学的には、筋肉量は筋力に比例し、筋肉そのものはスピードが出るようになります。
 
しかし、それは筋トレの動きで起き、各種スポーツでの動きとは異なります。
 
筋肉はエンジンに例えることができ、動きを生み出す源です。
 
筋肉量が増えたことが、すなわちエンジンの性能が上がった証拠です。
 
ここでは、筋肉量が増えた結果として筋力が上がるということもあり、
 
ベンチプレスやスクワットの記録アップで、
筋力は上がったけれども、筋肉量が上がっていなければ、
 
エンジンの性能は変わっていません。
 
エンジンの性能は車が速く走るための1つの要素ですが、
他に、燃料系・気化器、駆動力伝達系、
 
それにドライバーのテクニックを上げることで、
初めて、車は以前より速く走ることができます。
 
筋トレを行って筋肉量を増やしながら、
それぞれを生かせる心肺機・能柔軟性・競技動作の技術、
 
これらの3つを生かし切る必要があります。
 
ただ、ここまでやってもなかなかスポーツでの動きが変わらない場合、
 
脳の神経回路の視点では、
筋トレの効かせる動きが、スポーツ動作の効かせない動きとコンフリクト(対立・矛盾)している場合が考えられます。
 
脳の無意識の領域の中に、スポーツ動作を妨げる筋トレの動きの神経回路があり、
 
それをスポーツ動作で使うようなことです。
 
そこで、
瞬発系のスポーツでは、瞬発的な力発揮ができる筋トレを行うようにします。
 
私が取り入れている方法は、瞬発的な動きを意識したバリスティックトレーニングです。
 
筋トレでは常に、バリスティックができるフォームを意識して作っています。
 
福岡ソフトバンクホークス(ホークス)の選手が筋トレで成功している背景には、
 
バリスティックトレーニングによるSSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)があります。
 
これができることが、
13年間のホークスの指導を通して磨き上げた、
 
私の最も特徴的な強みです。
 
写真:ホークスの和田選手の自主トレで(マルヤジム葉山店にて)
 

http://www.mlritz.com/link/113/1/228/2/ 『筋トレの基本』高西文利DVD

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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
 
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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