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〓重力を意識することの重要性
2023-05-10
フル(最後までしゃがむ)スクワットをスムーズに行うには、
股関節の内転と外旋が無理なく行えることが条件です。
 
特に外旋に関わる筋肉が硬くなると、膝が内側へ入ってしまい、
膝の絞り過ぎによる傷害(ケガ・故障)につながる心配があります。
 
スクワットで立ち上がるときに、
膝を絞ることによる股関節の内転と外旋を適切に行うカギは「重力」にあります。
 
しゃがむときには、両膝を外側へ開くようにして鉛直方向に向け、意識的に左右の膝を立てるようにします。
 
簡単にいえば、つま先方向へ膝を出しながらしゃがむことです。
 
このことが、鉛直方向に働く重力をうまく利用して、膝関節を傷害から守ってくれます。
 
膝関節は基本的に蝶番(ちょうつがい)のようになっています。
 
立ち上がるときには、そのまま立ち上がっても内転・外旋はしていますが、
 
少し絞るような意識をすると、一番苦しいところ(スティッキングポイント)を、
 
釘抜のバールを使うように簡単に、スッと立ち上がることができます。
 
ここでの課題は、「膝を絞る限界はどこか」ということです。
 
これ以上絞ると、重力に耐えきれず膝を痛めてしまう限界です。
 
それは、「膝が足の親指よりも内側へ入る」ことです。
 
膝を絞り過ぎるフォームは、膝だけでなく股関節を痛める原因にもなります。
 
スクワットを行う上で、重力を意識する理由は他に、腰痛予防があります。
 
これは、骨盤の前傾・後傾が関わっています。
 
重力にうまく逆らい、活用するためには骨盤を前傾し過ぎず、後傾し過ぎないようにします。
 
つまり、猫背になり過ぎず、そり過ぎないことです。
 
このような理由で、スクワットを行うときには、重力を意識した正しいフォームで行います。
 
写真:フルスクワットの正面のイラスト
 

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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
 
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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