本文へ移動

ブログ

ブログ

〓スポーツ競技につながる筋トレのフォームを考える
2023-05-11
フォームを作るときに、気をつけなければならいことは、
 
「筋肉量アップのため」なのか、それとも「筋力アップのため」なのかということがあります。
 
パワーリフティング競技での結果を出すには、
スクワットやベンチプレス、それにデッドリフトでの記録を伸ばすこと、
 
それをここでいう筋力アップと定義すれば、
できるだけ全身の筋肉を使って「高重量を上げるためのフォーム」を目的として作ります。
 
それは、
スクワットで脚に筋肉をつける、
ベンチプレスで胸の筋肉をつける、
デッドリフトで背中の筋肉をつける、
 
という「筋肉をつけること」とは異なっています。
 
筋トレをスポーツでの瞬発的な動きにつなげるためには、
 
スクワットやベンチプレス、デッドリフトなどの筋トレの種目において、
瞬発的な動きができるフォームを作ることが重要です。
 
そうすると、
パワーリフティングで用いるフォームが一番良いということになるのですが、
 
ことはそう単純ではなさそうです。
 
それは、
筋トレのスポーツにおける生理学に支えられた
「筋肉のエンジンとしての基本性能を引き上げる」という戦略が、
 
パワーリフティング競技で使用するフォームとコンフリクト(対立・矛盾)するからです。
 
筋肉のエンジンとしての基本性能はパワーで支えられていて、
そのパワーを引き上げるには筋力が必要で、
筋力は生理学的に筋肉量で決まります。
 
そうすると、スクワットやベンチプレス、デッドリフトを行うときには、
「筋肉量を増やすフォームで行う」という答えが導き出されます。
 
できるだけ、全身の筋肉を使って上げるそれらのフォームとは明らかに異なります。
 
筋肉量を増やすフォームというのは、ボディビルのフォームの本質であり、基本です。
 
しかし、
瞬発系のスポーツ競技は、パワーリフティング競技と同じように全身の筋肉を同時に使います。
 
つまり、スポーツ競技の動きとボディビルのフォームの動きはコンフリクトしています。
 
SSCを使った筋トレでの瞬発力を強化するバリスティックトレーニングは、
上記に述べたフォームを解決したその先にあります。
 
スポーツ競技での結果につながる、
私自身が磨き上げてきた筋レのフォームは
 
これらの矛盾を解決しようと私が今まで追い求めてきたものです。
 
写真:ホークスの指導
 

http://www.mlritz.com/link/113/1/228/2/ 『筋トレの基本』高西文利DVD

http://www.mlritz.com/link/113/1/311/1/ 『子どもの筋トレ』高西文利DVD
https://www.facebook.com/f.takanishi  髙西文利のフェイスブック
http://goo.gl/olSRgh  髙西文利のページ
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタグラム
http://www.maruyagym.com/ マルヤジムホームページ
https://www.facebook.com/profile.php?id=100054242300711 マルヤジムフェイスブック
https://www.instagram.com/maruyagym_hayama/ マルヤジム葉山店インスタグラム
https://www.instagram.com/maruyagym_chuobashi/ マルヤジム中央橋店インスタグラム
https://www.instagram.com/maruyagym/followers/ マルヤジム宝町店インスタグラム
 
----------------------------
<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
 
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
----------------------------