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〓「安全第一・効果第二」の共有
2023-10-04
私は筋トレの指導を行う上で
「最短で最高の効果を上げる」という目標を持っています。
 
そのためには、しっかりと安全を守る必要があります。
 
この前提がなければ、最高の効果を上げることが徒労になってしまいます。
 
今まで、効果を上げることに夢中になり過ぎ、傷害(ケガや故障)になってしまい、
中途半端なトレーニングしかできなくなった人を多く見てきました。
 
その経験から「安全第一・効果第二」という考えが生まれました。
 
スクワットを見るときには、まず足裏のバランスを見ます。
 
つま先重心や踵重心になっていると、バランスを崩すことにつながります。
 
従って、動きに入る前の構えの段階で「重心を足裏の土踏まずの中心に置く」というのが、
 
「安全を守る」ための大前提となります。
 
それがあっては初めて、「効果を上げるフォームづくり」集中します。
 
足裏のバランスが不安定になると、いつ事故が起きるか分かりません。
 
高校生や20代の若者の場合、
筋トレを開始して間もない頃は、使用重量がどんどん伸び、自己新記録が面白いように出ることがあります。
 
そのようなときは特に、
指導者が安全を守るためのサポートを行います。
 
そして重量に挑戦しながら「自分の安全は自分で守る」という意識を持ってもらうようにします。
 
高重量に挑戦するために、頭に血が上り興奮した状態でも、安全を守れる冷静さも持つようにします。
「安全は最優先事項」としてしっかりと意識します。
 
それがあって初めて「最重要課題としての効果」があります。

 

筋トレの現場は工事現場と同じです。
 
実践者と指導者がまずは、
「安全第一・効果第二」ということの共有をしてから、筋トレの実践に入るようにします。
 
写真: 部活動生の指導(マルヤジム3Fタトラボにて)
 

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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
 
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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