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〓回復を促進する筋トレ
2023-11-03
スポーツ選手の筋トレには以下のように、主に3つの目的があります。
 
①傷害(ケガや故障)の予防
②競技力向上
③傷害からの早期回復
 
①②はよく理解されていると思います。
 
競技で結果を出すために、
傷害の予防となる筋トレは「安全第一」ということで最優先事項です。
 
それから、
最重要課題として、筋力・筋量アップの「効果第二」という最重要課題があります。
 
それに加えて、
「回復第三」というのがあるということを、最近特に感じています。
 
スポーツ選手の場合には、競技練習や試合などで、傷害になることがあります。
 
その後の対応には、筋トレを休むという選択があります。
 
一方、筋トレを続けながら回復力を高めて早く直す方法もあります。
 
それは「筋トレの転移効果」でもあります。
 
例えば、膝を痛めてスクワットが全くできないラグビー選手がいたといます。
 
そのような場合でも、胸や背中の種目はできます。
 
それらの種目をバーベルやダンベルだけでなく、マシンも取り入れ、
筋肉がパンパンになるような刺激を与えます。
 
そうすることで、回復を早め、筋肉をつけるためのホルモンが分泌されます。
 
ホルモンは血液に乗って流れることで、傷害を起こしている部分にも作用して、
全身的な効果を引き出してくれます。
ということは、傷害からの早期回復ができることを意味しています。
 
このような回復を促進してくれる筋トレがあることを知ると、
「不安が安心に変わり」ます。
 
当然、筋トレを3か月休んでも、再開すると1か月ですぐ元に戻るような
「マッスルメモリー」も働き、早期回復を後押ししてくれますので、
 
日頃から筋トレに励み、
①②③の最大の恩恵を受けられるようにしておくことが良いかと思います。
 
筋トレは「転ばぬ先の杖」ともいえそうです。
 
写真: ベンチプレスマシンでのトレーニング
 

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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
 
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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