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〓スクワットの価値
2023-11-05
脚の筋肉を付けるには以下のような、大きく2つの取り組み方があると思います。
①脚の種目を増やして行う
②スクワットを磨き上げる
脚の運動を行うときには、最初はスクワットから入ります。
そして、余裕が出てきたら、
マシンを使ったレッグプレス、レッグカールやレッグエクステンション、
その他レッグランジやブルガリアンスクワットなどを行います。
このような取り組み方の裏側には、
スクワットを筋トレ種目の一つとして、他の種目と同等とする考えがあります。
「スクワット以外に、もっと脚の筋肉を増やす種目をやりたい!」
このように思われている人は①の取り組みをされていて、脚のトレーニングかける時間も増えてきます。
一方、スクワットを脚の種目の中でも特殊なものと考えて、磨き上げる取り組みもあります。
「スクワットの基本を究める」取り組みともいえます。
そうすることで、スクワットの記録を伸ばし、短期間で筋肉量を増やします。
私の場合には、まずは②の取り組みをお勧めしています。
スクワットをメイン種目として行い、慣れてきたらスクワットを伸ばす手段として、
その他の脚の種目も取り入れるようにします。
筋トレの現場では、
脚の種目を多用して長時間トレーニングしても、それほど筋肉量を増やせない人がいます。
また一方では、スクワットだけを行い、それほど時間をかけることなく、物凄い筋肉を付けている人もいます。
どちらを選ぶかは人それぞれですが、
スクワットの価値を理解することはとても重要なことだと思います。
スクワットはしゃがむ深さによって分けると、以下の4つです。
①クォータースクワット
②ハーフスクワット
③パラレルスクワット
④フルスクワット
足幅では、ナロウ・ミディアム・ワイドの3種類があります。
これらの中で、
最も筋肉量を増やすことができる「基本はミディアムスタンスのフルスクワット」です。
これを正確に行うことで、腰痛予防の効果も引き出すことができます。
しかし、猫背や犬背のように、背骨の「丸め過ぎ・反り過ぎ」には十分な注意が必要です。
参考文献として、手前みそですが、
『筋力強化の教科書』・『筋力強化の基本書』をお勧めします。
この本の中で、具体的な解説をさせていただきました。
写真: フルスクワット(モデル;マルヤジム宝町店宇野店長)
http://www.mlritz.com/link/113/1/228/2/ 『筋トレの基本』高西文利DVD
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタもグラム
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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17)
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25)
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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