本文へ移動

ブログ

ブログ

〓構造的なしくみ(解剖学)を考えた筋トレ:ベントオーバーロウの場合
2024-02-19
背中の運動であるベントオーバーロウでは、
骨盤帯(腰椎・骨盤・股関節)の使い方が重要です。
 
くれぐれも腰痛にならないよう十分な注意が必要です。
 
その上で、「広背筋を上手く動かす」ようにします。
 
広背筋を上手く動かすには、肩甲骨を意識して動かします。
 
肩甲骨には主に、以下のように3つの働きがあります。
 
①挙上・下制
②内転・外転
③上方回旋・下方回旋
 
ベントオーバーロウでは、
肩甲骨の内転・外転の動きを使って、
 
左右の肩甲骨を背骨側へ近づけ、外側へ開くことで、
広背筋を使うことができます。
 
このときには同時に、肘をできるだけ上下に大きく動かすようにします。
 
広背筋の付き方は、
起始が背骨の中央部(第712胸椎)・腰椎・仙椎・腸骨稜などです。
停止が上腕骨の上の方の小結節稜です。
 
起始と停止の方向に向かって、
可動域を大きくとって、広背筋を伸ばしたり、縮めたりします。
 
お辞儀をした状態で広背筋を上手く使うには、
肘が常に手首(バーベルの芯)の真上の鉛直にあります。
 
そうでないと、腕に効いてしまいます。
 
肘は蝶番関節、肩は球関節になっていることの理解も必要です。
 
私のフォームの横から見た写真を添付します。
参考にしていただけると嬉しいです。
 
写真:バーベルベントオーバーロウ(マルヤジム宝町店にて)
 
https://tatlab-fitness.com/  『タトラボ』ウエブサイト 202424日開設
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会・出張指導等」を承ります。
マルヤジム公式ホームページ (maruyagym.com)  『マルヤジム』ウエブサイト
https://www.facebook.com/f.takanishi  髙西文利のフェイスブック
http://goo.gl/olSRgh  髙西文利のページ
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタグラム
https://www.facebook.com/profile.php?id=100054242300711 マルヤジムフェイスブック
----------------------------
<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ(高西トレーニング研究室)代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
----------------------------