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〓構造的なしくみ(解剖学)を考えた筋トレ:デッドリフトの場合
2024-02-20
デッドリフトでは、主に背中の背骨の両側にある「脊柱起立筋」を鍛えます。
肩甲骨の動かし方によっては「広背筋」も、少しは刺激できると思います。
取り入れ方の応用として、ヒップアップのために行っている人もいます。
基本はあくまで、背中の運動です。
よく使う関節は骨盤帯(腰椎・骨盤・股関節)です。
気を付けることは、「背骨全体をまっすぐに保つ」ようにして行います。
その上で、骨盤が後傾して猫背になり、
腰に負担がかかり、腰痛にならないようにします。
私個人の意見としては、
初心者のうちはあまりやらない方が良いと思っています。
その理由は、
「腰痛を引き起こすようなフォームになりやすい」からです。
もう一つは背筋、
特に腰辺りに疲労が残ると、「スクワットに悪影響が出てくること」があります。
初心者の場合には、
スクワットやベンチプレス、加えてベントオーバーロウのフォームを身に付けながら、
ある程度の、
鎧となるような筋肉をつけた後に、
余裕のある正確なフォームでのデッドリフトを行うことをお勧めします。
背中全体をまっすぐに、膝の曲げ具合に余裕を持たせて!
椎間板ヘルニアや腰椎分離症などになってしまわないよう、
デッドリフトを行うときには十分な安全管理と注意をしてください。
一生涯、腰痛なしで過ごせますように!
写真:デッドリフトの正しいボトム(モデル:マルヤジム宝町店宇野店長)
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会・出張指導等」を承ります。
https://www.instagram.com/f.takanishi/?hl=ja 髙西文利のインスタグラム
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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ(高西トレーニング研究室)代表
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17)
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25)
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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